よく使われる「マーケティング」という言葉。「マーケティング」は大きな意味を含んで多り、簡潔な定義を決めることはできません。
今回はマーケティングについて紹介します。
マーケティングとは端的にいうと?
マーケティングとは「企業が消費者に対して、商品の購入やサービスを提供するために行う取り組み」と言えばわかりやすいでしょうか。
マーケティングは、市場調査(マーケティングリサーチ)・流通・営業・広告など、ビジネスに関与する重要な施策です。
コンテンツマーケケティングやデジタルマーケティングについて知る
マーケティングの職種を6個に分類!
企画・デザイン制作から営業までがマーケティングとなります。
Webマーケティングでもっとも重要なセグメンテーション。
化粧品のCMや10代が購入する雑誌でよく見かけるのが、このセグメンテーションです。
「50代からの基礎化粧品」「今流行りのプチプラコスメを紹介」と、確実にターゲットを特定していますね。
このセグメンテーションは、購入につながるものなのでWebマーケティングでも重要視しています。
営業
- アカウントプランナー
- アカウントエグゼクティブ
- コンサルタント
SEOコンサルティング企業・ネット広告専業代理店・デジタルエージェンシーなどに在籍しています。
SEOコンサルティング企業では、新規案件の獲得までです。
ネット広告専業代理店・エージェンシーでは、案件の獲得からプロジェクトマネジメントまで行うケースが多いです。
ネット広告
- メディアプランナー:ネット広告の企画
- 運用担当:リスティング広告の配信・進捗管理・クリエイティブ調整
どちらもネット広告専業代理店に在籍しています。
ネット広告は、テレビCMや新聞広告チラシのように配信・配布して終わりではありません。
ネット広告出稿後の広告配信ユーザーのターゲットを決めたり、予算調整などの運用まで重視されます。運用担当はこのように広い分野での活躍をしなければなりません。
分析
- データアナリスト:データを分析する
- データサイエンティスト:データを統合し、プログラミングなどを用いてアルゴリズムを実装。事業戦略までデータ分析まですることもある
- データマーケター:データアナリストとデータサイエンティストと連携し、データをマーケティングに再開活用するためのコンサルティングを行う
- CRMコンサルタント:デジタルマーケティングにおけるCRMツールを活用したCRM施策のスペシャリスト
- Webアナリスト:解析ツール(Googleアナリティクスなど)を使用して、クライアントのWebサイトの分析を行う
クリエイティブ
- Web・コンテンツデザイナー
- Web・コンテンツディレクター
主にネット広告代理店やデジタルエージェンシーに在籍する職種です。
Web上にあげる広告・サイト・コンテンツのデザイン、ディレクションを行います。
プロジェクトマネジメント
- プロジェクトマネージャー:納期に合わせた進行管理を行う
プロジェクトマネージャーは、誰でもなれるわけではありません。
危機管理能力やプロジェクトメンバーの管理も必要となってきます。リーダーシップ力のない人には向いていないかもしれません。
マーケティングに関する資格は?
ITパスポート
ITに関する国家試験なので持っておくと損はないでしょう。
経営全般・IT管理・IT技術など、基礎的な知識が必要となる資格です。
Webアナリスト検定
Web解析の基本を身につける検定です。公式テキストをもとに講座受講と検定試験がセットとなっています。
IMA検定
オンラインマーケティングの検定です。
スタンダードコース、プロフェッショナルコースがあります。
Web解析士認定
アクセス解析を軸としたWeb解析のスキルが必要となります。データの読み取りや正しい判断ができるかを見極める検定です。
公式テキストと認定講座が用意されているので、しっかりと基礎が学べます。
Web解析士→上級Web解析士⇒Web解析士マスターと、上位資格が用意されていて、Web解析士としての専門性を高めていくことができます。
マーケティング・ビジネス検定
マーケティングにおける広い知識と理論を身につけたい人におすすめの検定。
特定の業種・業界にとらわれず共通のマーケティング知識の習得を目指しています。
ランクはA・B・Cとつあり、各レベルの対策講座や在宅でもeラーニングやDVDで学ぶことも可能です。
他にも多くの資格試験や検定があります。
マーケティングの仕事をしたい人なら、多くの資格を取っておくといいでしょう。
Webマーケティングは、専門の知識が必要となります。
営業をしていたからと、Webマーケティング関係に転職できるわけではありません。
もし、Webマーケティングにたずさわる仕事がしたいのであれば、上記のような資格を取ることが最優先です。
まとめ
Webマーケティングは企画・構成・デザインなどできあがるまではもちろんのこと、Web上に載せてからも重要な仕事となります。
Webマーケティングの中には様々な職種があり、個人が責任をもって仕事を行わなければなりません。
デザインがよくなった、ターゲット層を間違えたなど、どこか一つの職種がミスをすれば、Webマーケティングは成り立ちません。
責任感があり、期日までに業務を遂行できるバイタリティーのある人に向いている仕事でしょう。