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パーマリンクのオススメ設定とWordPressでパーマリンク変更できないときの対処法!

パーマリンクのオススメ設定とWordPressでパーマリンク変更できないときの対処法!

「Webサイトの各ページごとに個別に設定されているURL」をパーマリンクと言います。

パーマリンクはSEOにも関わってくるので、適切に設定しておくことが重要。

この記事では、WordPressでパーマリンクを変更できないときの対処法を解説します。

また、オススメのパーマリンクの決め方や変更するリスクなどについてもご紹介します。

WordPressでパーマリンク変更できないときの対処法!

WordPressでパーマリンクが変更できないときは、以下の方法を試してみてください。

①まずはWordPressのダッシュボードにある「設定」の中の「パーマリンク設定」をクリックします。

パーマリンク変更方法1

②パーマリンク設定画面で「カスタム構造」を選択し、空欄の中を「/%postname%/」のみに設定しましょう。

パーマリンク変更方法2

③忘れずに「設定を保存」をクリック。

パーマリンク変更方法3

④各投稿ページの「パーマリンク」から設定したいパーマリンクに変更可能。

URLスラッグは、下書きの場合は「下書き保存」、投稿済みの記事の場合は「更新」をしてからでないと変更できません。

先に下書き保存か更新をしてからURLスラッグの入力を行いましょう。

パーマリンク変更方法4

WordPressでのパーマリンクのオススメの決め方は?

WordPressでパーマリンクを決めるときは、「わかりやすいURLにすること」が重要です。

Googleは、理想的なURL構造を以下のように明記しています。

サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。

(中略)

URL では区切り記号を使うと効果的です。http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。URL にはアンダースコア (_) ではなくハイフン (-) を使用することをおすすめします。

Googleガイドライン:シンプルな URL 構造を維持する

つまり、

  • シンプルかつ人間が理解できる単語
  • 2語以上になるときはハイフン (-)で区切る

この2点を意識してパーマリンクを決めましょう。

例えば、車に関する記事ならパーマリンクは「car」。

車の修理に関する記事なら「car-fix」など。

投稿記事ごとに、わかりやすくて短い単語を使用するのがオススメです。

また、表記するときに「日本語をアルファベットで書いてもいいの?」と迷うときもあると思います。

SEO的には、日本語アルファベットでも問題はありません。

ただし、パッと見たときに何が書いてあるかすぐに認識できるものがオススメ。

例えば、車の場合だと、

  • 日本語アルファベット表記:kuruma
  • 英単語表記:car

英単語表記の「car」の方がわかりやすいですよね。

日本語アルファベット表記は冗長になりがちなので、英単語で短く書くのがよいでしょう。

パーマリンクの変更リスクは?

新規投稿するWebページのパーマリンクを変更する場合、リスクはありません。

適切なパーマリンクに変更して投稿しましょう。

しかし、「すでに存在するWebページのパーマリンクを後から変更する場合」にはリスクがあるので注意してください。

パーマリンクを変更するとURLが大きく変わってしまうため、

  • SNSなどで記事のシェア数がリセットされてしまう
  • 外部リンクが無効になる

などの現象が起こります。

ユーザーがリンクをクリックしても、エラーが表示されWebサイトにたどり着くことができません。

せっかく興味を持ってくれたユーザーを門前払いしてしまうことになってしまいます。

どうしてもパーマリンクを後から変更したいという場合は、301リダイレクトを利用しましょう。

301リダイレクトは、ユーザーが旧URLにアクセスしたときに自動的に新URLに転送してくれるサービスです。

WordPressでは、「Redirection」というプラグインを利用すれば、URLの転送が簡単に行えます。

パーマリンクの日本語はNG?

パーマリンクを日本語で入力するのはNG!

パーマリンクを日本語で設定してしまうと、404エラーの原因になったり、文字列が数列に変換され長くなり過ぎてしまうことがあるからです。

もし日本語でパーマリンクを入力すると自動的に数列に変換され、

https://○○/%e4%73%93%e6%82%5%e3%81%ab%82/

このようにURLが冗長に…。

Googleの「短く人間が意味を認識できるパーマリンクを良しとする」というポリシーに反します。

パーマリンクで日本語を入力するのは止めておきましょう。

【まとめ】パーマリンクの設定方法のオススメ

WordPressのオススメのパーマリンク設定方法をご紹介しました。

パーマリンクはSEOにも関わってくるので、適切に設定しておきましょう。

設定方法は画像で紹介した通り。

パーマリンクは「シンプルでわかりやすい単語」で設定することが重要です。

また、すでに公開しているWebページのパーマリンクの変更を行う場合は注意してください。

せっかく獲得した外部リンクやSNSシェア数などを無効にしないために、プラグインを利用してリダイレクト設定を行いましょう。