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サイト売買で詐欺の実例と詐欺に合わないために注意すべき点

サイト売買で詐欺の実例と詐欺に合わないために注意すべき点

サイト売買まで行われるようになったネット社会。

しかしサイト売買で詐欺を行おうとする人もいます。

どんな詐欺行為をはたらくのか、そしてその防止策は?ということをお伝えしていきます。

しっかりと取引先を見極めたうえでサイト売買の契約を結んでいきましょう。

サイト売買での詐欺実例は?

サイトを作ろうと思うとかなりのコストや時間がかかります。

しかし既存のサイトを買えば、コストや時間を削減できるメリットがあります。

とくにSEOがしっかりとされているサイトを買うと、コツコツと努力しなくても

勝手に検索上位に入れるわけです。

とても魅力的なビジネスに見えますが、実は売却側・買取側の双方が詐欺にあう可能性も大きいのです。

●売却

 ・サイトを売りたいと思い、買取側と交渉している間に必要な情報(キーワードなど)だけ抜き取られてしまい、結局売ることもできなくなってしまった。

●買取

 ・購入前に聞いていた話とまったく違い、売り上げや利益率が少ない・アクセス数が大幅に

  少ない。

売却の方はサイトを売買する過程で、買取の方は購入後に詐欺被害に気が付くのです。

サイト売買は情報を偽ることができるビジネスのため、多くの落とし穴が多く存在します。

サイト売買で詐欺に合わないための注意点

この詐欺行為を防ぐためには仲介業者を入れる方法があります。

サイト売買を仲介する企業もたくさん存在しています。

・サイトキャッチャー

 サイト売買実績は1200件以上、国内最大級のサイト売買の会社です。

 法人だけでなく個人のサイトの売買も行ってくれます。

 またさまざまなサイト売買を提供していて、ECサイト・アフィリエイトサイト・ブログサイ トも扱っています。

・ビズリーチ・サクシード

 5200社を超える買い手企業を抱えています。

 また売却情報は匿名で登録が可能です。

まだまだ多くのサイト売買を仲介してくれる会社はたくさんありますので、「M&A」というキーワードで検索してみてください。

サイト売買で検収期間の間に絶対に見るべきポイント

売却側に代金が支払われるまで1週間ほどの期間を設けることができる検収期間内で、購入側がサイトの状況などを確認しましょう。

見るべきポイントはサイトへのアクセス数、収益等です。

実際に売却側の言っている通りなのかを見極める期間ですので、購入予定のサイトをしっかりと見ていきましょう。

Googleアナリティクスを共有してもらいデータを見る

アナリティクスとは解析ツールで、ユーザーの分析ができるシステムです。

グーグルで無料利用できるようです。

  • サイト訪問者数
  • 訪問者がどのような経路でこのサイトに来たのか
  • 訪問したユーザーが使用しているデバイスはスマホかパソコンか
  • よく閲覧されているページと、ユーザーがすぐに見なくなるページ

などのデータを計測できます。

仲介業者に取引をお願いすると、このようなことも全て行ってくれますから、

そのデータを見てあなたが重要となるべきところを参考にしていきましょう。

Googleサーチコンソールのデータ共有をしてもらいデータを見る

こちらもグーグルで無料利用できます。

  • 検索キーワード毎にどのくらいの順位なのか
  • アクセス数はどのくらいなのか
  • サイトの検索順位を下げるような問題が発生していないか

などホームページの状態が良いのか悪いのかを判断できるツールです。

売上に相違がないかしっかりと共有画面で見せてもらう

売上金はサイトを購入するうえでとても大切な部分となります。

収益管理の画像データを共有し、見せてもらいましょう。

決して売却側からの資料だけで売上金を判断してはいけません。

サイトを購入するときに自分の目的に合うものかしっかりと見極め聞くところは聞く

既存のサイトを購入する場合は、商品やサービスの変更が簡単にできることもポイントの一つです。

サイトの購入というものは、家を買うのと同じくらいの労力を惜しんでも構わないと思います。

家を買う時に、この木材はどんな木を使っているのか・この土地の相場はどれくらいなのかなどあなたなりのリサーチや不動産会社に質問して、自分の疑問を解決していきますよね。

サイト購入も同じです。

あなたが疑問に思ったことはサイト売却者や仲介業者に聞いて、ご自身が納得いくまで

調べ上げてみましょう。

それらを全て解決すれば、安心して購入できるはずです。

このサイトではいろいろなツールを紹介しましたが、一番大切なのはサイト購入があなたに合ったものかどうかを見極めることです。

まとめ

サイト売買は現在のところ、法律がない・抜け道があるというところが不安材料です。

いいサイトを購入できれば問題ないのですが、個人間での売買は危険も伴います。

またサイト売買はまだまだ新しいビジネスとも言えるので、悪用しようと思えばいくつでもその手口はあるでしょう。

売却したい方は購入希望を装った詐欺には十分に気をつけてください。

 ・なんとなく相手を信頼できない

 ・相手がまだ購入を確定したわけでもないのに、頻繁にメールや連絡を取ってくる

  (その度に一つ一つ情報を聞いてきます)

あなたの直感で怪しいと感じるなら、その取引は中止にしても構わないのです。

信頼関係が生まれ買い手に「購入してくれる」と確信をもつまでやり取りをしてみましょう。

あなた自身が納得いくまで、サイト情報はもちろんあなたの情報も流す必要はありません。

契約書も相手側の作成したものに印を押すだけというものは、いったん預かりましょう。

よく読んでみると契約書が相手側に有利になっているだけでなく、条件によってはあなたが大損する内容となっているものもあるからです。

サイト売買は簡単な買い物ではないことはよく覚えておきましょう。

売買契約をしっかり締結してくれる業者にお願いするのがよいでしょう。