「ホームページはあるけれどは問い合わせや申し込みが少ない」「ネットショップの商品があまり売れない」と感じている人は、SEO対策が間違っているのではないでしょうか。
今回は自分で行う「簡単なSEO対策」をご紹介します。
Googleでは「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」を紹介しています。
ぜひ参考にしてください⇒公式ページ「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」
自分で出来るSEO対策5選
SEO対策はポイントさえ知っていれば、自分で行うことも可能です。
簡単なSEO対策が特別な知識はいりません。
検索キーワードから検索ユーザーの悩みを解決する
検索エンジンで最も大切になってくるのは「キーワード」です。
今回は「バッグ」をネット販売していると想定します。
ネットショップ経営者は、かならずユーザー目線からキーワードを見てみましょう。
たとえば「バッグがほしい」と思った場合、あなたはどんなキーワードを入れますか。
「リュック」「ハンドバッグ」「書類カバン」など「バッグ」一つでも、ユーザーが欲しい情報は違います。
「リュック」でも「防水」「A4ファイルが入る」など、ユーザーは形や色、機能性を求め、キーワードで検索をします。
「バッグ」という一つだけのキーワードではSEO上位には上がってきません。
最近では「キーワード検索サイト」が多数あります。これを活用しましょう。
Googleでは「キーワードプランナー」(旧キーワードツール)という「キーワード検索サイト」があります。アカウントを取得するだけで無料で利用できます。
キーワードを入れると、月間検索数が分かるので参考にするといいですね。⇒キーワードプランナー
内部リンクで関連記事でしっかり紐づけを
「書類カバン パソコン」のキーワードであなたのネットショップに訪れたユーザー。
しかし、ユーザーが求めていたものとは少し違うようです。
そのページに1種類の書類カバンしか紹介されていないと、ユーザーは別のネットショップへ行ってしまいます。
ユーザーの滞在時間を長くするためには、できるだけ多くの商品を紹介することです。
「この商品に似たものにはこんな商品があります」「この商品を買った人はこのような商品も見ていました」とユーザーが求めているキーワードの商品に、関連商品のリンクを貼り紐づけを行うことが必要です。
大手ショッピングサイトでは「購入はこちら」と、すぐに購入できるボタンもついていますね。
また特化した分野の記事やブログを書いている人は、そのページで初心者が理解できないだろうと思う言葉には、説明した関連記事をリンクさせましょう。
関連記事をリンクさせることにより、ユーザーが離脱する可能性を減らすことができます。
Googleサーチコンソールを用いて定期的なリライト
Googleサーチコンソールでできること
- サマリー:検索パフォーマンス・カバレッジ・拡張の3か月分のデータを表示
- 検索パフォーマンス:WEBサイトがGoogleの検査結果にどのくらい表示されたか、クリック数、平均掲載順位が表示される(詳細を調べることもできる)
- URL検査:特定のURLを入力し、Googleへのインデックス、カバレッジに登録、モバイルユーザビリティは優良かなどを、検査する
- インデックス:カバレッジ・サイトマップ・削除が行える
- 拡張:ウェブに関する主な指標・モバイルユーザビリティ
その他にもGoogle検索結果で、自分のサイトの監視や管理ができる機能が多くあります。
Googleサーチコンソールは、自分のサイトを数値やグラフで示してくれますので、どこを改善したらよいのかも見えてきます。
Search Console の概要
Google Search Console は、Google 検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つ Google の無料サービスです。Search Console に登録しなくても Google 検索結果にサイトが表示されるようにすることはできますが、Search Console に登録することで、Google のサイトに対する認識を理解し、改善できるようになります。
引用:Google Search Console
Googleサーチコンソールを使いたい方はこちら⇒Google Search Console
被リンク(外部リンク)を獲得できるようなコンテンツ作り
他人のサイトに、自分のコンテンツが貼りつけられるようなコンテンツ制作を意識することが大切です。
あなたのネットショップで販売されていたカバンが使いやすかったら、他のサイトで紹介してくれることもあるでしょう。
そうなれば、新たな顧客を得ることができるかもしれません。
しかし、新たなユーザーがコンテンツにたどり着いた時に「わかりづらい」「見にくい」と思えば、離脱してしまいます。
新たなユーザーは興味本位で来ることが多いので、滞在時間を長くし多くの商品を見てもらうことが大切です。
特化した分野のサイトであれば、あなたの文章が引用されることもあります。
外部サイトに貼られたリンクから見に来るユーザーにとって、見やすく構成されているでしょうか。
文字サイズ・行間隔・改行・画像などを上手に使って、読みやすい記事にしてください。
画像を最適化する
画像が多い、画像サイズが大きいと、ページを読み込むのに時間がかかります。
読み込み時間が長いと、ユーザーはあなたのコンテンツを見ることもないでしょう。
画像を最適化しなければパフォーマンスに大きな影響を与えます。
- 適切なファイルフォーマットを選択
- 画像のファイル容量を圧縮
- 画像を小さくする
- 画像最適化ツールの使用
このように画像を最適化すると、ユーザーの目に情報が入ってくるのも早くなりますね。
Googleにも画像最適化ツールがあります。⇒Squoosh
Googleの公式情報をチェックをし常にコンテンツをアップデートしよう
Googleでは多くの情報を流しています。それらを取り入れて常に最新のコンテンツにアップデートしておきましょう。
Google 検索セントラル のヘルプ コミュニティ
こちらには多くの「FAQ」が載っています。
Googleについて分からないことがあれば、こちらで検索してみましょう。
ウェブマスター向け公式ブログ
- ヘルプ情報を一つのサイトにまとめる
- ブログを統合する
など、フレンドリーなサイト制作・運営に関するウェブマスター向け公式情報です。
ウェブマスター向けガイドライン
「Google に登録済みのウェブサイトの管理や Search Console の使い方に関する基本的なタスクをマスターしたユーザーを対象」としたガイドラインです。
引用:スタートライン
Googleが手伝ってくれるのは「ページの検出」「ページを理解する」「訪問者がページを利用しやすいものにする」ことです。
こちらは上級者向けとなっています。⇒ウェブマスター向けガイドライン
その他にもこのようなガイドラインがあります。
Google 検索におけるサイトの表示を改善したいユーザーを対象
【まとめ】自分でできるSEO対策!まずはカンタンなことから覚えていこう
「SEO対策」と聞くと、プロじゃなきゃ無理だと思う人もいるでしょう。
しかし「SEOキーワード」を使うだけでも、来訪者数は増えると思います。
「SEO対策」には難しい言葉も出てきます。
その言葉を検索して理解してから次の工程に入るとよいでしょう。
自分自身で行った「SEO対策」は、自分で簡単に直すこともできますよ。