新型コロナウイルスの影響で自粛が続き、居酒屋にも行きにくくなった昨今。お店に行かなくても自宅で仲間と楽しめるオンライン飲み会が注目を集めています。
この記事では、オンライン飲み会にオススメなアプリを8選ご紹介します。それぞれ使いやすさや趣旨が違うので、最適なオンライン飲み会アプリ選びの参考にしてみてください。
オンライン飲み会アプリとは
オンライン飲み会とはオンライン上で飲み会をすること。参加者それぞれがパソコン・スマートフォン・タブレットなどのデバイスを使い、ビデオチャットをしながら飲食を楽しみます。
自宅にいながらおこなえるので居酒屋やレストランに行く必要がありません。遠方にいる人とも気軽に飲み会ができ、店で飲むよりも安く済むのがメリット。オンライン飲み会をおこなうときに使うのがオンライン飲み会アプリです。
オンライン飲み会はつまらない?盛り上げるコツやアイデアを紹介!
「オンラインで飲み会って便利だけど盛り上がりに欠けそう…」と思う方もいるでしょう。オンライン飲み会では常に全員で会話をするという点に注意してください。
お店での大人数の飲み会だと隣の席の人とだけ話したりすることもあります。しかし、オンライン飲み会だと音声が重なると聞き取れなくなるので、同時に複数人で喋ることができません。
「全員で会話できる話題」を心がけることが重要です。人数が多すぎると会話のテンポが難しくなるので多くても6人程度がオススメ。また、オンラインで複数人で遊べるゲームを利用するのもいいでしょう。
オススメのオンライン飲み会アプリ8選!
オンライン飲み会に特化したアプリから普段使っているアプリまで、オンライン飲み会に使えるアプリを7つご紹介します。
使いやすいオンライン飲み会アプリを選ぶポイントは3つ。
- ダウンロードやアカウント登録の有無
- 時間制限
- 利用可能人数
オンライン飲み会アプリには、ダウンロードやアカウント登録が必要なものと不要なものがあります。
参加者のなかにインターネット操作が苦手な人がいるなら、ダウンロードやアカウント登録が不要なアプリがオススメ。
また、幹事のみダウンロードやアカウント登録が必要で、他の参加者はURLをクリックするだけでOKなアプリも。
参加者のニーズに最適なアプリを選びましょう!
たくのむ
- ダウンロード:不要
- アカウント登録:不要
- 時間制限:なし
- 利用可能人数:最大6名(有料プランは12名)
ワンクリックでサクッと始められる「たくのむ」。
すべてブラウザ上で完結するためダウンロードやアカウント登録の手間がありません。
使い方は簡単で、公式サイトの「飲み会ルームを作成する」をクリックするとURLが発行されます。
あとは発行されたURLを参加者に送るだけで簡単にオンライン飲み会ができます。
最大利用可能人数が6人とほかのアプリに比べて少ない点にはご注意ください。
LINE
- ダウンロード:必要
- アカウント登録:必要
- 時間制限:なし
- 利用可能人数:最大200名
スマートフォンの通信アプリとして日本国内で最も普及している「LINE」。
LINEのグループ通話を使えば、スマートフォンで手軽にオンライン飲み会を開催できます。
グループ通話は最大で200名まで参加可能。
しかし、通話画面に一度に表示できる人数は6名までなので、6人以下でのオンライン飲み会にオススメです。
また、LINEミーティングを使えば、LINE上で友達になってなくてもミーティングルームURLを共有することで参加可能に。
LINEでオンライン飲み会をするにはアプリのダウンロードとアカウント登録が必要なものの、参加者がLINEを普段から使っているなら便利な方法です。
ZOOM
- ダウンロード:不要(スマートフォン利用は必要)
- アカウント登録:不要(幹事のみ必要)
- 時間制限:40分まで(有料会員は無制限)
- 利用可能人数:最大100名
ビジネスのオンライン会議によく使われている「ZOOM」。もちろんオンライン飲み会でも使えます。
ZOOMは参加者はアプリダウンロードやアカウント登録が不要。URLをシェアするだけでパソコンやスマートフォンから気軽に参加できます。
ミーティングルームを作るホスト(幹事)はアカウント登録が必要です。また、ZOOMは3人以上のグループミーティングの場合、ミーティング時間が「40分間まで」と時間制限があります。
※ホストがZOOMの有料会員の場合は40分以上開催が可能。飲み会で40分は短いですので、幹事になる人が有料会員ならZOOM飲み会がオススメです。
無料会員の場合は少し手間がかかるものの、新しくトークルームを開催すればOK。
Skype
- ダウンロード:必要
- アカウント登録:必要
- 時間制限:1回4時間まで
- 利用可能人数:最大100名
ZOOMと同じくビジネスシーンで使われることも多い「Skype」。数年前にSkypeを使ったことがある場合「使い方がややこしい…」と記憶している方も多いと思います。
当時は、相手のIDを検索→フレンド申請→トークルームに加えることでやっと通話が開始できるというものでした。しかし、現在のSkypeはZOOMと同じく、トークルームURLを発行してシェアするだけでビデオ通話が開始できます。
時間制限も1回のトークルームにつき4時間まで利用できるので飲み会には十分。参加者は全員、Skypeアプリのダウンロードとアカウント登録が必要です。
Messenger
- ダウンロード:必要
- アカウント登録:必要
- 時間制限:なし
- 利用可能人数:最大50名
Facebookの通信アプリ「Messenger」。Facebookアカウントがあれば気軽に利用できます。グループトークの利用可能人数が50人と多く、時間制限がないのも嬉しいポイント。
豊富なエフェクト機能を使って盛り上がることもできます。オンライン飲み会の参加者が普段からMessengerを使っているならオススメのアプリです。
Remo
- ダウンロード:不要
- アカウント登録:必要
- 時間制限:無制限(有料)
- 利用可能人数:年間で最大4,800名(有料)
同窓会のような大規模のオンライン飲み会にオススメなのが「Remo」。オンライン上で8人テーブルに分けて設定できるので、実際にお店で飲んでいるような感覚で利用できるのがポイント。
テーブル間は移動可能です。Remoには無料プランと有料プランがあります。
しかし、無料プランは「1回30分まで」「ひと月あたりの人数上限が50名まで」などの制限があり使いにくいのが現状。有料プランは購入日から3ヶ月利用できる定期プランと月額プランがあり、1回のみのイベントなら定期プランがオススメ。定期プランは1回$400〜で利用できます。
Netflix Party
- ダウンロード:必要(Chrome拡張機能)
- アカウント登録:必要(Netflix)
- 時間制限:なし
- 利用可能人数:1000人
Netflixならではのユニークなオンライン飲み会ができる「Netflix Party」。参加者とオンラインで一緒に映画鑑賞をしながらチャットできるサービスです。
音声チャットではなくテキストチャットのみなので、映画鑑賞を中断することなくコミュニーケーションが楽しめます。Netflix PartyはChromeの拡張機能なので、インストールする必要があります。
利用できる条件は以下の3つ。
- Netflixを契約している
- ブラウザはChromeを利用
- 上記の条件を参加者全員が満たしている
参加者が映画好きでNetflixユーザーならぜひオススメしたいオンライン飲み会の方法です。
Prime Videoウォッチパーティ
- ダウンロード:不要
- アカウント登録:必要(Amazonプライム会員)
- 時間制限:なし
- 利用可能人数:最大100名
Amazonのプライムビデオを複数人で同時視聴する「Prime Videoウォッチパーティ」。Netflix Partyと同じようなコンセプトのサービスで、チャット機能も利用可能。
Amazonプライム会員なら誰でも簡単に参加できます。Prime Videoウォッチパーティは、パソコンからしか利用できない点にご注意ください。
アプリを活用してオンライン飲み会を楽しもう!
オンライン飲み会にオススメなアプリ8選をご紹介しました。外食に行けない時期でもアプリを利用すれば自宅で飲み会ができます。6人以下で手軽な飲み会ならブラウザで完結する「たくのむ」。時間を気にせずに手軽におこないたいなら「LINE」や「Messenger」のグループトーク。
快適な音声や映像を求めるなら「ZOOM」か「Skype」がオススメ。同窓会やパーティーなどの大規模なイベントなら「Remo」の有料プラン。映画好き同士で飲むなら「Netflix Party」か「Prime Videoウォッチパーティ」が一押し!
趣旨や使いやすさで最適なアプリを選んで、オンライン飲み会を満喫しましょう。