個人でアプリを開発しても、儲けられない・稼ぐことができないと思っている人も多いでしょう。しかし個人で開発したアプリで年収1000万円も稼ぐ人がいるのです。
アプリの開発にはプログラミングの仕組みやスキルを持つことが必要です。今ではプログラミングやフレームワークが発達し、個人でもアプリ開発企業顔負けのものを制作することができるようになりました。個人でのアプリ開発は甘くありません。ある程度の知識を持っている場合は、高収入も期待できます。
個人でアプリ開発した人のブログもあるので、ぜひ参考にするといいでしょう。100個以上のアプリを開発して、10万以上のダウンロードをしたアプリは10個ほどとなっています。個人でアプリを開発してもすぐにダウンロードやインストールされないことがわかる結果です。個人で開発するアプリで収入を得るためにはプログラミングだけでなく、アイデアも必要となってきます。
アプリ開発で個人収入を得る方法は?
アプリ開発で収入を得る方法はいくつかあります。基本的にはユーザーに開発されたアプリをダウンロード・インストールしてもらうことが前提となります。
ダウンロード・インストールが増えると結果的に収入は増加することはおわかりでしょう。ダウンロード・インストール数増加と共に、別の収益を得ることも可能です。
個人の開発アプリを有料にする
App StoreやGoogle Playで有料で販売する方法です。最近では、無料で購入できるアプリや高機能なものも多くあります。
そのため、有料のアプリとして販売する場合は「課金してでも欲しいアプリ」とユーザーが思えるようなものが開発が必要です。
App StoreやGoogle Playではアプリが一つ売れた時に、価格の約7割が開発者の利益となります。そのため、開発したアプリをどのような価格設定にするのかも重要です。有料アプリは、ユーザーにとってメリットが大きくないと売れにくいデメリットがあります。
アプリの一部を課金制にする
この方法はゲームアプリでよくみられる方法です。スキルをあげたいために、ユーザーが課金アイテムを購入してくれます。
ただ、この方法は個人開発アプリでは大変難しいものとなっています。
個人が開発したアプリを何万人ものユーザーがダウンロードすることはほぼありません。
また、ダウンロードしたユーザーが課金してくれるのは数%程度です。
広告収入
開発した無料アプリをユーザーが利用している時に画面に広告を表示させ、ユーザーがクリックすることで収入になる方法です。
個人でアプリ開発をおこなっているプログロマーのほとんどが、この方法で稼いでいます。
個人開発アプリではもっとも稼ぎやすい一般的な方法です。
広告収入には3つのタイプがあります。
- クリック型:ユーザーが表示された広告を1クリックすると報酬が発生
- インプレッション型:広告が表示された回数に対して報酬が発生
- 成果報酬型:クリック後に商品が購入された場合に報酬が発生
企業アプリ開発を受注する
あなたのプログラミングの知識が豊富であれば、企業のアプリ開発を受注する方法もあります。
しかし、実績がない場合は仕事が受注できない・単価が低いなどのデメリットがあるため、高額収入は期待できないでしょう。
ITエンジニアとして企業で働いた経験のある人なら、フリーランスとして高額な案件を受注することも可能です。
Twitterではこのような高額なバイトとして受注している人もいるようです。
個人のアプリ開発はプログラミングスキルが大切
個人でアプリを開発する場合は、プログラミングスキルはとても大切だということです。
中には独学でプログラミングを学んだ人もいるでしょう。プログラミングスキルが高いほど個人開発アプリでの高収入が期待できます。
アプリをダウンロードしても、エラーが多いようなものではアンインストールされる可能性が高いのです。個人開発のアプリは何度も試行錯誤をして、バグが発生しないようなプログラミングにする必要があります。
個人開発のアプリの壁
個人でアプリの開発をしても収益につながらないのはなぜか?
その最大の理由はプロモーションです。
大手企業であれば、多くの経費を使い広告を出します。
しかし個人開発のアプリはプロモーションをする場所がありません。
このため、個人で開発したアプリを知らせるためにSNSやブログを使い、アプリ情報を発信しています。
今では企業が開発したゲームアプリでも、テレビCМで宣伝しています。
このように宣伝費用もかけて、アプリを周知させなければなりません。
アプリを開発してから、ユーザーに認知されるためには多少のコストもかかります。
個人ではなかなか難しいと言えます。
アプリ開発の個人収入額はどれくらい?儲からないのか?
アプリ開発といっても収入方法の違いがあるのはわかっていただけたと思います。
しかし、個人開発のアプリはなかなか周知されにくく、収入に直結しにくいでしょう。
収入額がどれくらいなのかハッキリとわからないので、「個人で開発したアプリでは儲からない」と考えてしまいます。
Android(ios)アプリ収益は?
実際にandroidやiPhoneのストアでインストールできるアプリではどれくらいの収益があるのでしょうか?
今回はゲームアプリの収益を紹介します。
Train Drive ATS
電車運転シミュレーターのゲームアプリです。
- ダウンロード:無料版/500万回・有料版/8万5000回
- 収益 :6400万円
東武鉄道と京王電鉄がライセンスを提携しています。
無料版から有料版に乗り換えるユーザーも多く、アプリそのもので収益をあげています。
ハードル地獄
カジュアルなゲームアプリで「ハードルを飛ぶ」といった簡単な内容です。
- ダウンロード:150万回
- 収益 :1300万円
このアプリはスマホユーザーの好きなゲーム傾向を考えて作りだされたものです。
スマホ向きのゲームは
- 負けると最初から
- 強さが蓄積される
があげられます。
こちらの収益は広告収益となっています。
もやしびと
放置ゲームで、もやしを育成するといった内容です。
- ダウンロード:20万回
- 収益 :1000万円
こちらも収益は広告収益となっています。
1回のダウンロードの収入は?
上記の3つは全体的な収益を紹介しました。
ゲームでも広告や有料アプリで収入をあげているものが多いようです。
アプリを一回のダウンロードした場合の収入平均は10~15円というものでした。
個人で開発したアプリはダウンロード回数が大きく影響しています。
【まとめ】アプリ開発で個人収入を得る方法。稼げないはウソ?本当?
Twitterではこのような結果も出ています。
これらを見ると個人で開発したアプリで稼いでいる人は、ほんの一握りだということがわかります。
ほとんどの人は、個人が開発したアプリでは稼げないというのが現状です。
しかし、月100万円以上稼いでいる人も、初めの収入は0~1万円から始まったと思います。
まずはあなた自身が、開発したアプリでどれくらいの収入を目標にしているのかを決定しましょう。
「アプリを開発して1000万円稼ごう」といきなりの高収入を期待しているのなら「稼げない」と断言できます。
数カ月かかって、広告収入を得ることができた・開発したアプリで約数万円の収入を得た程度で満足できるなら、「稼げる」とも言えます。
ハッキリと言えることは「個人が開発したアプリで、いきなり高額な収入を得ることは難しい」ということです。
しかし、個人で開発したアプリでも広告収入があれば、少しずつ収入が見込めます。
「一獲千金」狙いでなければ、個人収入は少しずつ上がっていく可能性もあるのです。
個人で開発したアプリそのもので稼ぐのには、かなりの努力と時間がかかるでしょう。
まずは副業として開始するのがオススメです。