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「サーバーのIPアドレスが見つかりませんでした」

「サーバーのIPアドレスが見つかりませんでした」がでた時の対処法は?原因はなに?

サイトにアクセスしようとしたら、「サーバーのIPアドレスが見つかりませんでした」というエラーが表示されたことはありませんか?

今回はエラーが出てしまった原因とその解決法について説明していきます。難しい用語もしっかりと解説しますので、安心して読み進めてください。

IPアドレスとは

IPアドレスとは、インターネットにおける住所のようなものです。通信する際に、元々のデータのままだと大きいため、データを細かく分けたパケットと呼ばれる状態にします。

このパケットには発信元と送付先(IPアドレス)が付けられ、正しい場所に送られるように設定されるのです。

郵便物を送る際も、送り主の住所と配達先の住所を記載しますよね。インターネット上のやり取りも同じで、送付先の住所としてIPアドレスというものが使われているのです。

2種類のIPアドレス

IPv4とIPv6の 違いとは?

IPアドレスには2種類あり、IPv4とIPv6に分けられます。

IPv4とは

しかし、世界の人口はどんどんと増え、現在世界総人口は78億人にものぼります。IPv4は43億個までしかIPアドレスを振り分けられないため、全人類にIPアドレスを割り当てられないのです。さらに近年はIoT化が進み、IPアドレスを必要とする機器が増えています。こうした状況のため、IPv4からIPv6に切り替える動きが加速しているのです。

IPv6とは

IPv6はIPv4よりも多くのIPアドレス数を割り当てることが可能です。その数は128桁の2進数で表現するので、無数ともいえるIPアドレスを振り分けられます。

Pv6はIPv4よりも高速で安定しているという長所もあります。IPアドレス不足の問題を解決する存在として、IPv6は注目されているのです。

DNSサーバーとIPアドレスは密接に関わっている

DNSサーバーとIPアドレスは密接に関わっている?

DNSサーバーとは、ドメイン名と呼ばれる文字列をIPアドレスに変換するサーバーのことをいいます。サイトを運営する際に、独自のドメインを使用する場合は、ネームサーバーの設定が必須です。

ブラウザー側とDNSサーバーがしっかりと連動していない時に、サイトにアクセスできないといったエラーが起きるといえるでしょう。どのような原因が考えられのかについて詳しく説明していきます。

「サーバーの IP アドレスが見つかりませんでした」とエラー表示される原因

サーバーの IP アドレスが見つかりませんでした原因は?

1.ドメインがDNSサーバーに登録されていない

Webサイトにアクセスできない、サーバーのIPアドレスが不明ですと表示される場合、DNSサーバーにドメインを登録できていないことが原因として考えられます。

アクセスするWebページのドメインがDNSサーバーに登録されていない状態では、IPアドレスを返すことができません。

そのためサーバーのIPアドレスが不明ですと表示され、Webサイトにアクセスできないのです。もしくはDNSサーバー自体がダウンしていると、いくらブラウザがIƒƒPアドレスを DNSサーバーに問い合わせても、返ってこないということになります。

2. キャッシュが原因となる場合

キャッシュという機能のおかげで、ブラウザはインターネット回線との応答を控え、通信にかかる負荷を減らすことが可能です。通信の負荷軽減により、ブラウザの表示速度をあげることができます。

古いキャッシュをため込んでいると、古い情報を取り出そうとするため、うまく最新の情報を表示できないのです。キャッシュが過去のIPアドレスを参照してしまい、いつまでもWebサイトにアクセスできなくなるということもあり得ます。

そのため、サーバーの IP アドレスが見つかりませんでしたというエラーが表示されてしまうのです。

3. ルーターに不具合が発生している

Webサイトにアクセスできず、IPアドレスが見つかりませんと表示される場合はルーター側に不具合が生じている可能性があります。

Wifiの調子が悪い時は、インターネットに接続できないという経験をしている人は多いのではないでしょうか?

ルーターに問題がある場合は設定がしっかりとされているか、ケーブルの接続に異常がないかなどを確認してみましょう。

いままでアクセスできていたのに、突然Webサイトが開けなくなったという人はルーターを疑ってみてはいかがでしょうか?

「サーバーの IP アドレスが見つかりませんでした」と表示された時の解決法

サーバーの IP アドレスが見つかりませんでしたと表示された時の解決法

1. ドメインがDNSサーバーに登録されるまで待つ

DNSサーバーにドメインとIPアドレスが連動するまでに数時間から数日かかることがあります。その場合はひたすら待つしかありません。もしもドメインの登録を行っていない方は、手続きをしてみてください。

2. キャッシュを削除してみる

「サーバーのIPアドレスが見つかりませんでした」というエラーが表示される原因がキャッシュにあれば、キャッシュを削除することで解決します。キャッシュの削除方法はブラウザごとに異なっているため、注意する必要があります。GoogleのChromeを使用している場合はClear host casheと書かれたボタンをクリックすることでキャッシュを削除することが可能です。

WordPressにて「サーバーの IP アドレスが見つかりませんでした」とエラーがでた場合

Wordpressにて「サーバーの IP アドレスが見つかりませんでした」と出た場合

WordPressのWebサイトにアクセスしようとして、「サーバーのIPアドレスが見つかりませんでした」と表示される原因はなんでしょうか?

「サーバーのIPアドレスが見つかりませんでした」というエラーが出る理由としては、ドメインの使用制限がかかっていることが考えられます。

ドメインはお名前.comを利用している方も多いと思います。お名前.comの場合はドメイン取得時には利用制限がかかっており、メールから認証を行わなければなりません。認証することで、ドメインの利用が可能になりので、お困りの方は試してみてください。

まとめ

「サーバーの IP アドレスが見つかりませんでした」まとめ

「サーバーのIPアドレスが見つかりませんでした」というエラー対処法としては以下のとおり。

  • ドメインがDNSサーバーに登録されるまで待つ
  • GoogleのChromeなどのキャッシュを削除してみる

原因として考えられるのは、ドメインの問題かDNSサーバーに問題が起きていることがほとんどです。

ドメインとDNSサーバーに異常はないか、確認してみるとよいでしょう。